ブライダルマナー講師ときどきソムリエ 岡澤ひとみ

ブライダルマナー講師とソムリエの日常書いています

結婚準備で彼氏が頼りない・非協力と感じたときの考え方

年上彼氏、年下彼氏にかかわらず、結婚式準備でよく耳にするのが、彼氏が頼りなく感じたり、非協力に感じて、イライラするというお話です。

今日は、この彼氏が頼りなく感じたときの対処法を書いてみます。

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<目次>

 

 

1 結婚準備こんな時、彼氏にイラっとする

■ドレス選びで「どっちが似合うと思う?」と聞いたら「どっちも似合う」または「どっちでもいい」という。

■両家顔合わせの食事会で進行を任せたら、当日になって「何したらいいの?」と聞く

■式場選びのとき、「どこでもいい」としか言わない

■席次を決めたり、招待客リストを提出する期限を過ぎても、だらだらしている

どうでしょうか?こんな時、いらっとしませんか?

 

実は私も長年、ウエディングプランナーをしてきて、「どっちのドレスが似合うと思う?」なんて質問、彼氏にしても無駄と分かっていたのに、思わず聞いてしまうという失敗をしました。

 

意見が欲しかったんですが、答えはもちろん「どっちでもいいんちゃう」でした(笑)

その時、一瞬イラっとしましたが、「あ、そうだった。聞いても意味なかった」と心の中で納得しました。一番高いドレスを選んで、笑顔で見積もりを見せて、びっくりさせてやりましたよ(笑)

 

正直、多くの一般的な男性にとって、ウエディングドレスは、どれも「白いふわふわのドレス」に見えてしまい、あまり違いは分からないと言います。

(よっぽどファッションに興味がある男性や、それを仕事にしている男性は別。または、ドレスの露出が激しかったら、違いが分かります)→ですから自分が一番好きなドレスを着ちゃいましょう。なんなら私みたいに一番高いドレスを選んで、彼をびっくりさせましょう。

 

両家の食事会の仕切りも、部長との飲み会と同じくらいのイメージで、当日で十分だと思っています。→だから「こんな風に言ってね」というリクエストを、事前に紙に書いて渡しておきましょう。

 

式場はぶっちゃけ料理さえ美味しかったら、どこでもいいんじゃないか?と考えていたりします。→だからあなたが一番好きな会場で決めましょう。

 

席次を決めるとか、招待客リストを用意するのも、遅れたところで「死なないし、出世にも関係ない」と、楽観的に考えていることが多いです→プランナーさんから叱ってもらいましょう(笑)

 

なんでも、あなたが一人で引き受けなくて大丈夫です。彼も大人ですから。

 

男性は女性ほど結婚式への優先順位は高くないですし、こんな風に考えてしまうのも、脳が関係しています。

 

私は逆に、パートナーの男性が、細かく結婚式準備に必死になったり、夢中になっていたりすると、引いてしまうかも知れません。(だって、こっそり自分の好きに出来なくなるから(笑))

お客様としては、そんな新郎様は嬉しいですけどね。

 

2 なぜ男性は結婚式準備で頼りないのか?

男性の脳は、ひとつのことに集中するように出来ています。

太古、男性の役割は狩りに出て、獲物を取ってくることでした。

ですから、狩り中に違うことを考えたりすると、獲物を取れなかったり、命を落としたりします。

なので、今、一番重要なことを考えると、他のことは考えにくくなるのです。

 

女性は逆に、赤ちゃんをあやしながら、食事を用意し、お風呂にいれ、洗濯をしながら、赤ちゃんに食べさせ、自分も食べ、同時進行でどんどん家事をこなしていきます。

 

そう考えると、男性と女性は全く別の生き物なのですよね。

 

男性は家族を養ったり、彼女を幸せにするため仕事を優先し、集中します。

同時に結婚準備まで集中することは、多くの男性にとっては難しいはず。

 

仕事も結婚準備も同時に出来る女性から見ると、「どうしてそんなに頼りないの?無関心なの?」となってしまいます。

 

3 愛情と結婚準備は別問題

男女の脳の違いだと分かると納得ですね。

彼はあなたが大好きで結婚を決めたのです。

彼にとって、あなたの笑顔は最高の幸せなんですね。

 

だから、結婚準備も自分の好きなものを選んで、ニコニコしておくことが、更に愛され、彼をやる気にさせる方法です。

 

女性は、結婚準備に対して無関心にされると、「私に関心がないんだ、私のことなんて、どうでもいいんだ。」と自分が大切にされていないと感じ寂しくなってしまいます。

 

それがだんだんエスカレートし、「なんでそんなにいい加減なの?頼りないの?」と怒りに変わっていきます。

 

でも、男性は結婚準備より、仕事のことに集中しているのかも知れません。

それは、仕事で成功し、あなたを幸せにしたいからですよね。

 

ですから、実は愛情たっぷりなんですよ。(不器用すぎて誤解されてるだけ)

 

女性としては、ここ嬉しいポイントですよね。

 

私はそんな風に、彼女や家族を守るために、仕事を頑張る男性が大好きです。

 

男女の違いを知ると、ちょっと結婚準備もラクになるのかも知れません。

あなたはどう思いますか?

 

あなたの結婚式が上質で温かく、価値のある1日でありますように。

 

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