日本から結婚式が無くなっても
もしこの日本から結婚式が無くなっても、愛する人と一生、共に生きていこうと決心したとき、2人で何かに約束しようと思うでしょう。
例えば、山や、太陽や、星や、月や、海や、花や、木や、大地や人に。
そして大好きな友達や家族に会い、その決心を伝えたくなるでしょう。
大切な友人の大切な決心を打ち明けられたら、駆け寄って「おめでとう」を伝えたくなるでしょう。
この日本に結婚式が無くなっても、私はそんな場面で、何かをお手伝いできる人でいたいと思います。
どんなに時代が変わっても、状況が変わっても、その決心の瞬間に、役に立つ人間でありたいと思います。
今と同じであるはずがない、常に変化していくこの時代に、ウエディングプランナーとしての仕事が、例え変わっても、もう少し、こんな瞬間に役に立つような仕事をしたいと、今、改めて思うのです。
岡澤ひとみ