【2020年岡澤予想】令和二年の結婚式はこうなる!! 前編
なんでしょうか・・日本という国は、クリスマスが終わると、恋人ムードだった街が、一気にファミリーモードに変わって、ザ・お正月の雰囲気になりますよね(笑)
クリスマスツリーを急いで片付け、今度は鏡餅・しめ縄・門松の出番です。
おせちや大掃除の準備も始まって、ナゾの焦りが、、(笑)
私は今年、ぎりぎりまで忘年会で遠征にも行きますので、大掃除も「おせち」もドタバタ決定です。まあ、開き直って良しとします!
そんな日々でも、ブログには年内に書いておきたいことが、まだまだ一杯あります。
書くスピードと文章をまとめるスピード、そして老体で、すぐフリーズするパソコンがもうちょっと速かったらと、泣き言も飛び出す年末ですが、頑張りたいと思います。
さて、今日は2020年の結婚式トレンドを大胆に予想してみようと思います。
あくまでも私の予想なんで、そこんとこは、よろしくお願いします。
どんな結婚式が流行るのか?一緒に考えてみてください!
12019年の結婚式はどうだったのか?
今年は平成から令和へと元号が変わる節目だったので、結婚式の招待状に印刷する日時が元号を使わず、西暦で表示する流れとなりました。
令和元年効果は残念ながら反映されず、今年も婚姻組数は、3000組の減少です。
10年前と比べると12万組減少という恐ろしさ。
2019年12月24日 厚生労働省発表。
また、インスタの大流行は相変わらず継続、「映える」ことが一番大切な要素であり、いかに奇跡の写真を1枚でも多く撮るかが重要視される傾向にありました。
パンケーキ→タピオカ→?
また、同時にストーリーへの投稿が当たり前の行動となり「素早くお洒落に面白くリアルを伝えられること」が結婚式や入籍といった場面で、大切にされています。
そして、自分達でお金をかけずクオリティの高いものを創るカップルが、その情報を発信することにより、手作りの増加やセルフといった流れも出来あがってきました。
2019年はドレスもブーケもナチュラル志向。ボヘミアンスタイルも流行りました。
この流れは続きそうではあるのですが、海外では、少しずつ、このテイストに甘さを加えたスタイルが流行ってきています。
例えばドレスは、「パフスリーブのオフショルダー」で、スカート部分がふわっと大きく広がったドレスが目立ち始めました。
2020年は、日本でも少し、「甘めのデザイン」に移行していくのではないかと思います。
2ウエディング業界の2019年と2020年
ホテルウエディング
2019年は、多くのホテルが自社で婚礼部門の運営をやめ、ウエディングコンサル会社に、自社の結婚式部門を全面委託する会社が増えました。
要は、【〇〇ホテル】という一流ホテルでも、婚礼部門は別会社(ウエディングコンサル会社)ということです。
もちろん、全てのホテルがそうとは言えませんが、都市部の大手一流ホテルでも、自社で婚礼部門を運営するホテルは、今や少なくなりました。
ホテルは、貸切型のゲストハウス式場などとの、競争激化についていけなくなり、ウエディング専門のコンサル会社に委託して、自社運営を廃止。
特に2019年は多くのホテルが、その方向に舵を切ったようです。
制服と名札はそのホテルの物でも、そこで働くプランナーは、そのホテルの社員ではないということが、当たり前のようになって来ています。
2020年は更に、その流れが良くも悪くも、加速すると私はみています。
ホテルウエディング出身者としては、寂しいですが、餅は餅屋ということでしょうか。
ゲストハウスウエディング
また、ゲストハウスと言われるウエディング式場では、2019年、ガンガン再編がありました。
上手くいかない会社はM&Aなどで、オーナーが大手ウエディング会社に変わり、個人オーナーはゲストハウスを手放したところも多かったように思います。
大手ブライダル会社が個人オーナーから古い建物を購入し、リニューアルして、再オープンさせる式場が、2020年も増えていくと私は予想しています。
(まあ、これは消費者側には、あまり関係のない話しでしょうか)
フリープランナー
そして最後に、フリーのウエディングプランナーの2019年はどうだったのか?
プランナー人数は少し増えたように思いますが、増大はしていません。
自由なスタイルで、お2人の希望を実現することが出来るポジションですが、式場をいつも自由に使わせてもらえるとは限りません。
式場を借りられたとしても、持ち込み料が必要になる場合も多く、お客様に逆に不利益になると言う弱点も。
ですから、キャンプ場や公共の場所、公園、貸切可能なレストランなど、自由に使える場所を探し、そこで結婚式をプロデュースするフリープランナーが多いのが実情です。
最近は、フリープランナーに「自由に使ってください」という式場やホテルも増えては来ましたが。歓迎ムードとまでは、行きません。
フリーと言うと「どこでも自由に、結婚式をプロデュースできる人」と思いがちですが、持ち込みを歓迎する式場が少ない日本では、自由度が高いとは言えません。
また、フリープランナーの力量は個人差が大きいため、依頼するプランナーによって、結婚式のクオリティに大きな差が生じます。
2020年はフリープランナーが増えるか?と言われれば、微妙だと考えています。
本当に仕事が取れるフリープランナーは、少数ですから、フリープランナーとして食べていける人は、相変わらず少ないと考えるのが妥当でしょう。
3 2020年結婚式トレンド予想
予想数字を見てみると、2020年婚姻組数は微小で減少予想。ただ、オリンピック日本開催イヤー、「2020年」という節目で、少しは増えるかもと個人的には期待しています。
消費税が増税になったこともあり、結婚式実施率も期待は薄そうですが、それも微小の変化だと予測できます。
インスタグラムの人気は、それを超える次の情報発信アプリが出てくるまでは、このまま続いていくでしょうから、2019年同様、「インスタ映え」は少なくとも、継続。
ストーリーも今までよりさらに、面白い編集や凝った編集などを行う流れになっていくのでは?と考えています。
ただ、日本の高齢化の波は深刻で、若者に支持されていると思っていたはずのインスタですが、こんな発表もあり40代、50代の女性のものになりつつあるという数字も明らかになっています。
恐るべし、高齢化社会。
インスタ、ストーリーなどの影響で、動画や写真といったことに重点がおかれますので、カメラなどの機材が益々、面白くなりそうな予想もしています。
素人でも持ち運びやすく、いい感じに撮影ができ、そのままスマホに飛ばして、簡単にupできるといったもの。若い女性でも使いやすく、お洒落なのが出たら、私も買います。
こちらなんかも、今、すごく興味があります。
来年は、担当させていただく結婚式も増えますので、自分の記録用にこういうのがあったらいいかなと、、。
使われている方、ぜひご感想をお教えください。
まだまだトレンド予想は続きますが、長くなってしまいますので、後編に続きます!
あなたの結婚式が上質で温かく、価値のある1日となりますように。