花嫁の青ってなに？サムシングブルーを岡澤が徹底解説
花嫁さんと「青」の関係。
マリッジブルーのこと？と思うかも知れませんが、
今日はサムシングブルーという花嫁さんの【おまじない】について書いてみたいと思います。
＜目次＞
１ サムシングブルーはサムシングフォーの1種
直訳すると「何か青いもの」・・
簡単に言うと、花嫁さんが当日に身に着けたり、持ち物などに、何か青いものを取り入れると、幸せになりますよ。という欧米のおまじないです。
実は、【サムシングフォー（４つのもの）】と言って、４つのアイテムを結婚式に取り入れたら、幸せになるというおまじないの中の１つがこのサムシングブルーです。
あとの３つもご紹介しましょう。
■サムシングニュー（何か新しいもの）
■サムシングボロード（何か借りたもの）
■サムシングオールド（何か古いもの）
となります。
これにサムシングブルー（何か青いもの）を加え、４つのアイテムをまとめ、
サムシングフォーと言います。
２ サムシングフォーの起源や由来
サムシングフォーの歴史は古く、200年前からあるそうです。
有名なマザーグースの歌がもとになっていると言われていて、
「何かひとつ古いもの～、何かひとつ新しいもの～、何かひとつ借りたもの～、何かひとつ青いもの～、そして靴の中には6ペンス銀貨を～」という歌詞です。
■サムシングオールドは先祖から受けついだ財産や宝物という意味
■サムシングニューは新生活のスタートに真っ新なものという意味
■サムシングボロードは幸せな結婚生活を送っている人から借りたものという意味
■サムシングブルーは花嫁の清純や誠実な愛を表す青いものという意味
すごく素敵ですよね。ロマンチックなおまじないなので、日本でも20年以上前から有名で、先輩花嫁たちも、結婚式にこの４つを集めてきたはずです。
え？私？もちろん、集めました！
３ サムシングフォーに適したアイテム
では、気になるのはそのアイテムの集め方ですよね。
１つ１つ見ていきたいと思います。
サムシングオールド
欧米では、おばあちゃんやお母さんから受け継いだものをこのサムシングオールドにします。一般的には、代々受け継いだジュエリーや、お母さんが結婚式で着けたベールなどです。
日本でも、お母さんからジュエリーを貰ったり、ウエディングドレス、着物を引き継いだりしたら、それを今風にリフォームして、このサムシングオールドにするといいですね。他には、受け継いだ腕時計なども多いようです。
もし、受け継いだものがあれば、それを今度は自分の子供にも引き継いでいければ、より素敵ですね。
サムシングニュー
欧米では諸説あるのですが、父親が娘にウエディングドレスや靴を新調したことが、始まりだったという説が有力のようです。
日本では、指輪、ハンカチ、ドレス用の下着など、結婚の為に準備したものがそれにあたります。お父さんに買って貰わなくてもOKですが、もしお父さんから新しい何かを結婚のために買ってもらったなら、それをサムシングニューにするといいですね。
私は、自分で買いました（笑）
サムシングボロード
幸せな結婚生活をしている友人から何かを借りる・・幸せのおすそ分けみたいなイメージですね。
日本では結婚のために「何かを借りる」というのは、なかなかしないと思いますので、これはハードルが少し高いですね。
例えば、友人夫妻と一緒に撮った写真を借りたり、友人夫妻が結婚式で使ったリングピローなどを借りたりしてもいいのではないかなと思います。
最後はお待ちかね
サムシングブルー
サムシングブルーは、沢山のアイデアがあります。
例えば、ハンカチにブルーのイニシャル刺繍した商品や、 指輪の内側にひそかにブルーのサファイアが埋め込まれた商品もあります。
（どちらも弊社でご案内できます）
また、ブーケの中に小さなブルーのお花を使ったり、下着の裏にブルーのリボンを縫い付けたり、アクセサリーや会場のお花にブルーをあしらったり。
もう書き出したら、キリがないくらいありますね。
あなたのアイデアでサムシングブルーを取りいれてみてください。
ついでに、マザーグースの歌詞の最後にあった「靴の中に6ペンス」というのは、このサムシングフォーを完了させるおまじないです。
今はすでに製造されていないイギリスの6ペンスコインを、左の靴の中に忍ばせるのですが、どこで売ってるの？って思いますよね。
インターネットで検索すると、6ペンスコイン販売してました！
もっとこだわるなら、この6ペンスコインの中でも花嫁人気ナンバーワンの、
ヴィクトリア女王の6ペンスコインはいかがでしょうか？
夫婦仲が良かったヴィクトリア女王にあやかって人気なんですって。
あら、私も欲しくなってきました・・。
普段にも使えそうなブレスレットもあるんですね。
今日はサムシングフォーをご紹介しました。
ロマンチックな言い伝え。あなたも取り入れてみてはいかがでしょうか？
お二人の結婚式が上質で温かく、価値のあるものでありますように。
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