【結婚式場のキャンセル】その理由とキャンセル手順5ステップ
結婚式のキャンセル記事がとても人気です。1度決めた式場を取り消すには、きっと悩んだり、キャンセル料の支払いに頭を痛めたりしますよね。
様々の理由があるかと思いますが、取り消しが決まったら、粛々と素早く手続きをすることが、1つのコツだとプランナー暦22年の岡澤は考えています。
ただ、お二人にとって、割り切れないときが多々ある状況もたくさん見てきました。
悲しいお別れが伴っているとき、病気、家族の不幸など、【おめでたいことの反対のこと】がお二人に降りかかってしまう時、また式場とのトラブルや揉め事の時もあります。
だからこそ、この式場キャンセル問題はブログで書いておきたいことの1つです。
今日は、式場をキャンセルする主な理由と、キャンセルする場合の詳しい手順を解説いたします。
縁起の悪いお話で、気分を害されたあなたは、今日のブログは飛ばしてくださいね。
結婚式場キャンセルの主な理由
1妊娠が判明した
挙式前に、おめでたが発覚し予定が変わってしまったという理由です。
花嫁さんの「つわり」など酷い場合や、妊娠発覚で引っ越しなどが急遽決まる場合もあり、結婚式をキャンセルしたいというカップルもいらっしゃいます。
挙式の日程変更という方法もありますので、プランナーさんに相談してみることをおススメします。
2破局した
シンプルに二人の仲が悪くなり、結婚できなくなる状況です。
式場に勝手にどちらかが電話し、キャンセルしたいと申し出る場合もあると思いますが、基本的にはどういった取り消し理由でも、式場はお二人の意向を口頭で確認してからでないとキャンセルは出来ないようになっています。
3身内に不幸があった
身内に不幸があり、結婚式を取りやめる場合もあります。
こちらも喪が明けてから結婚式をする場合、日程変更で対応してくれる式場もあります。
4他の会場に目移りした
一旦、契約をしたものの、もっといい条件の会場を見つけた場合や、迷っていた会場がやっぱり忘れられない・・そんな理由でのキャンセルです。
キャンセル料を考えても、他会場に変更した方がいいのか?よく二人で話し合う必要がありますね。
5担当プランナーや式場とのトラブル
人間同士の相性もあるのですが、どうしても担当者とウマが合わないや、打ち合わせ中に式場に対して不信感を持ってしまい、他会場に変更したいと思った場合、キャンセルを考えるでしょう。
キャンセル料を考ると、担当者を変更してもらったり、会場に対応を申し入れて改善してもらうなどの方法もあります。
キャンセル料について
式場によっては、契約後1週間以内の取り消しには、クーリングオフが使える式場もあります。ただ、現時点では、式場の申し込みはクーリングオフ対象ではないため、1週間以内のキャンセルでも、申し込み金全額は返金しない会場も多数あります。
契約後のトラブルを避けるためにも、式場キャンセル料とクーリングオフの有無は調べておきましょうね。
詳しいキャンセル料はこちらのブログで確認してみてください。
キャンセルの場合の手続きと手順
1規約を確認する
キャンセルが話し合いのもと正式に決まったら、まずは申し込みの時に、式場からもらった「規約」を読み返しましょう
2規約の内容からキャンセル料を計算し、支払いをどうするか二人で相談
その規約に書かれているキャンセル料を支払うにあたり、新郎新婦の支払いの割合を決めておきましょう。半分ずつ負担するのか?全額をどちらかが負担するのか?
3担当者に電話し、キャンセルをしたい旨を告げる
キャンセル理由を聞かれますが、細かく説明する必要はありません。破局の場合も「こちらの都合で結婚しなくなったので」と言えば、担当者も理解します。
その場合、「お相手の意向も聞いてからでないとキャンセルできないので、お相手にご連絡しますがよろしいでしょうか?また、キャンセル料のお支払いは、どちら様宛てにお送りしたらよろしいでしょうか?」と式場側から必ず聞かれるはずです。
答えの準備をしておきましょう。
式場の対応を理由にキャンセルしたい場合は、責任者や担当者と話し合いのアポを取りましょう。
4キャンセル書類と振込用紙が届く
「〇月〇日に、婚礼の日程の取り消し依頼がありました。キャンセル料お振込みの確認後に取消し致します」という書類と、キャンセル料が必要な場合は、振込用紙がホテルから届きます。
5証明書類の確認・振込
4の書類に間違いないかを確認し、キャンセル料を支払ったら、全ての手続きが完了します。
まとめ
キャンセルを迷っている場合、日程変更すれば申し込み金を、その日にスライドしてもらえる場合があります。
但し、日程変更した日もキャンセルすれば、最初の日程から起算してキャンセル料がかかる場合がありますから、安易な日程変更はお勧めできません。
キャンセルは言いにくいことではありますが、挙式日を起算してキャンセル料は決まるので、1日も早く式場に連絡することで、キャンセル料が最小限に抑えられることも知っておいてくださいね。
たった1日、申し出るのが遅かっただけで損にならないように注意が必要です。
今日は、式場キャンセルの理由と手順を書きました。
何かの参考になれば幸いです。
あなたの結婚式が上質で温かく、価値のある日となりますように。
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