ブライダルマナー講師ときどきソムリエ 岡澤ひとみ

ブライダルマナー講師とソムリエの日常書いています

結婚式・披露宴の演出、どんなのがあるの?

今日は、結婚式と披露宴の演出をご紹介したいと思います。

50年前からやってるよーという演出もありますし、

この5年で定番化した演出もあります。

私も20年前の演出を、何の疑問も持たずお客様に勧めていたこともあり、

結婚式って時代が変わっても、本質は変わらないのかなぁと思うこともあります。

 

でも今日は、出来るだけご友人と被らない結婚式のアイデアをご紹介しますね。

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【目次】

1、結婚式での演出 

2、披露宴での演出 

3、音響や照明、映像の力でパーティを変えて行こう

 

■結婚式演出

<ウエディングツリー>

幹の部分だけがペイントされた紙に、ゲストが母印を押し、その印を葉っぱに見立てる。ゲスト参加型の演出です。結婚式を見届けた証人として母印を押していただくのですが、ただ押すだけでなく、それが木になるという素敵な演出。

今は、ウエディングツリーの無料テンプレートがインターネットでも入手できますので、良かったら試してみてくださいね。

ウェディングツリー | 無料で使えるひな形・書式・テンプレート・書き方の素材の一覧|ひな形の知りたい!

もちろん、弊社にお任せいただければ、オリジナルでお二人のウエディングテーマに合わせたウエディングツリーを作成させていただきますよ。

お名前や日付はもちろんですが、木ではなく、お花とか、様々なバリエーションがあります。カラーや世界観を統一すると素敵になりますよ。

 

<ベールダウン>

他家に嫁ぐ娘さんにお母様ができる最後の手助けという意味があるベールダウン。

バージンロードをお父様と歩く花嫁の姿は、テレビなどでもご覧になったことありますよね。

その前の、ほんの数十秒の時間ですが、新婦とお母様の向かい合った姿は、とても感動する場面です。

お母様にとっても、自分の手を離れ新郎のもとへ歩いていく姿を改めて実感する、

感慨深い場面ですね。

私に娘がいたら、このベールダウンで間違いなく泣いてしまう自信があります(笑)

 

実は私は若いころ、父との関係があまり良くなかったので(今思えば、ただの反抗)、

バージンロードを父と歩かず、主人と入場しました。

今思えば、なぜ父と歩かなかったのかなぁと後悔しています。

皆さんも、ご両親はいつまでも若いままのご両親ではないことを、

少しだけ知っておいてくださいね。私の反省を脱線して少し書きました(笑)

 

<ブーケセレモニー>

1輪ずつゲストに花を持って入場していただき、新郎様が入場の際に、その花を集め、1つのブーケを作ります。新婦と父上が入場してきて、バトンタッチしたら、そのブーケを手に新郎様から新婦様へ、改めてプロポーズをします。

 

新婦様はブーケをもらって、「プロポーズに対してYES」の意味合いで、そのブーケから1輪のお花を新郎様の胸ポケットへ。

 

昔、ヨーロッパでは男性が野の花を摘み、新婦にそのお花をプレゼントして、プロポーズをした由来から、この演出が生まれました。

正式なプロポーズをしてもらってない・・というカップルにもお勧めの演出です。

 

他にも、ダーズンローズセレモニーというバラの花を12本使ったブーケの演出もあります。

 

<お水合わせの儀、サンドセレモニー、ユニティキャンドル>

これは、どれも同じ意味合いの演出です。

 両家の実家のお水を持ち寄り、二つの家族が1つになるという水合わせの儀。 

 

欧米のユニティキャンドルは両家のお母さんが灯したキャンドルからお二人が火をもらい、1本のキャンドルに同時に灯すという演出。 

 

サンドセレモニーは、1つの瓶に、新郎・新婦様の好きな色の砂を同時に流し込み、1つのアートに仕上げる。

 

2つが1つになるという、どれも縁起の良い演出ですよね。

 

<ブーケトス>

挙式後にお庭などに新郎新婦様とゲストが集まり、新婦様が独身の女性に対して、後ろ向きでブーケを投げ、キャッチした人が次の新婦になれるという海外の演出です。

ただ日本では、海外みたいに上手くキャッチしてもらえないこともあったりして、最近では、

ブーケを投げるのではなく、リボンにブーケを結んで抽選するようなスタイルも流行っています。

 

■披露宴の演出

<オープニングムービー>

デートやプロポーズ、結婚式の打ち合わせ風景を動画で持っているお二人に、一押しの演出です!

ゲストが入場し席に着いたら、暗くなり、この映像を素敵なBGMと共にスクリーンに流します。

 

映像が終わったら一瞬真っ暗になり、そこで新郎新婦のお二人が、扉から入場してくるという入場演出に繋げます。

 

これによって、「新郎新婦、ご入場です!」なんて司会者が声を張り上げて言わなくても、感動的に入場できるんですよ。

 

<ファーストバイト>

ウエディングケーキの食べさせ合いですね。

新郎から新婦は「君を一生養っていきます」

新婦から新郎は、「美味しいお料理を一生作ります」っていう意味があると、いつも司会者さんは説明してますが、それよりも二人同時に食べさせあって、

「一生、仲良くいることを誓う儀式」でいいと思うんですけどね。

 

私は個人的に、養うとか、料理作るなんて、夫婦のどちらがやってもいいことだと思っています。

 

<カクテルパーティー>

これは、まだまだ定着してません。

挙式のあと、ゲストとお二人がメインパーティまでの間、カクテルやお酒を飲みながら、軽いオードブルをいただいて、

少しずつ空気を温めていくパーティです。

大き目の音でDJがプレイし、BGMをかけ、照明を少し落として、「初めまして」の方とも仲良くなれる雰囲気を演出していきます。

 

<先輩ゲーム>

これは、会場にいる「ご結婚しているゲスト」に参加してもらう余興です。

質問に該当していたら脱落して席に座っていきます。

例えば「結婚1日目のカップル」という質問に、まずは新郎新婦が脱落します。

1年以内・・2年以内・・といった感じで、結婚年数を増やしていきます。

最終的に残った方が、一番結結婚生活の達人ということで、最後はその方に、結婚の秘訣を聞き、終了するというゲームです。

温かい雰囲気になるゲームで、海外の演出によくあるゲームです。

 

<DJ>

現在でも日本では、BGMを音響さんにCDなどで流してもらう会場がほとんどですが、やっぱり、DJさんのPlayが入ると、会場の空気は変わりますね。

 

その場の雰囲気に合わせ、曲をチョイスし、雰囲気を上げてくれますので、勝手にパーティも盛り上がっていきます。

 

<エンドロール・エンディングロール>

結婚式からパーティまでを映像で撮影し、それを編集して、パーティーの最後に上映します。

 

お越しいただいたゲストの名前や、その方へのひとことメッセージなどが、映画の最後の俳優の名前が出てくるようなイメージで、流すこともできます。

 

ゲストも自身の自然な笑顔が映っていたりすると、嬉しくなるので、喜ばれる演出ともなりますね。

 

音響、照明、映像の力でパーティを変えて行こう

色々な演出がありますよね。

全ての余興を無くし、会話を楽しんだり、

写真を撮ったり、お二人がゲストのテーブルを回って、一緒にお食事をしたり・・そんなナチュラルなウエディングも、映像・音響・照明の力で、自然に出来ますので、ぜひ、ご相談くださいね!

 

お二人とゲストの自由なパーティーを応援します!

 

あなたの結婚式が、上質で温かく、価値のあるものでありますように。

 

どんなことでもお気軽にご連絡ください。

ゆるっと繋がっていただけたら嬉しいです。