仏滅に結婚式を決めたあなたへ
美容院でヘアカラーをお願いしたら、思ったより暗めになって焦った岡澤です。
さて、今日はお日柄についてのお話と、結婚式で避けられる傾向にある「仏滅」に関してのお話を書きたいと思います。
(専門学校の先生からいただいた素敵なクッキー!わーい!)
1、結婚式のお日取りを決めるとき耳にする六輝とは?
月曜・火曜といったように曜日が並んでいるのと同じで、先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の順番に繰り返される暦注の1つです。
暦注とは、日時・方位などの吉凶、その日の運勢を表すものです。
カレンダーや手帳などにも印刷されている場合も多くあります。
旧暦の「月」と、「日」を足し、6で割ります。
余りが「0」なら大安、「1」なら赤口、「2」なら先勝。「3」なら友引、「4」なら先負、「5」なら仏滅と、意外に簡単に誰でも計算できます。
ただ、日本では今でも気にする人が多く、「友引」には友を引くという言葉からお葬式をしないとか、大安は結婚式に向いているとお日柄を決めるのに、影響を与えています。
2、六輝の1つ1つの意味を見てみましょう
■大安(たいあん・だいあん)
「何事も上手くいく」とされる日。午前・午後ともに縁起がいいとされる。結婚式が多い日。
■先勝(せんしょう・さきがち)
「先んずれば勝ち」と読む。何事も急ぐのが吉。午後より午前中が良いとされている。
■友引(ともびき)
勝負の決着がつかない、良くも悪くもないとされる日。「友を引く」と書くことから、最近は結婚式を挙げるカップルに好まれる。葬儀を避ける俗信もあり。
■先負(せんぷ・さきまけ)
何事も急ぐのは良くない日とされている。午前より午後が良いとされる。
■赤口(しゃっこう・せきぐち)
正午の前後(午前11時~13時まで)を除いて、凶の日とされる。
■仏滅(ぶつめつ)
慶事を避ける傾向にあるが、仏教などとは関係ない言葉。お得な結婚式のプランが用意されている場合も多い。
3、結婚式の日取り、六輝か記念日か?
結婚式のお日取りを考えるとき、お二人の何かの記念日に、結婚式をしたいと思うカップルも多いと思います。
例えば、交際が始まった日や、初めて出会った日などに結婚式を出来たら素敵ですよね。
でも、六輝を調べると仏滅・・あなたならどちらを優先させますか?
記念日にこだわるか?六輝にこだわるか?
六輝は昔の曜日のようなものですから、私なら記念日を優先します。
ただ、親御さんや親族の中には、この六輝にこだわる方がいるのも事実です。
また、仏滅はお得なプランもあることから、「安いから仏滅にしたの?」と友人などから想像されるのもちょっと嫌だし・・。
そういう場合は、披露宴が始まってすぐに、新郎さまのスピーチでこんな風に話すのがおすすめです。
「今日は僕らが初めて出会った日です。あれから3年がたちました。」
どうでしょう?「仏滅」というイメージがガラっと変わると思いませんか?
私が担当したカップルで、商売を営む新郎様が、こんなスピーチをされました。
「仏滅という、一番悪い日から始めれば、それ以上、悪い日は無いと、ぼくたちは相談し、仏滅に結婚式をしようと決めました。」と。
素敵だと思いませんか?私は、そのスピーチを今でも時々思い出します。
どんな日から始めようとも、本物の愛は永遠であって欲しいと思います。
あなたの結婚式が上質で、温かく、価値のある1日となりますように。
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