結婚内祝いとは?お礼の手紙文例も
おはようございます。
今日は結婚のお祝いをいただいてからのことを書きます。
お祝いいただいて、ラッキー!と、そのままにしておくのではなく、「内祝い」を贈られるのがマナーですね。
お二人からお届けする場合や、それぞれの実家から贈る場合があると思います。
今日は、内祝いについて考えてみたいと思います。
【目次】
では、まず・・
1、誰に贈るのか?
結婚披露宴にお越しいただいた方へは、ご招待がお返しという捉え方が一般的ですね。
結婚式をしない場合や、披露宴にご出席できなかった場合、また、都合でご招待を出来なかった場合など、お祝いをいただいた方にお贈りしましょう。
2、内祝いの相場は?
いただいた金額の3分の1から、半返し(2分の1)が一般的に多いようです。
品物で頂いた場合や、グループや大勢の方からまとめていただた場合は、負担にならない程度に、頂いた方に感謝が伝わるように配慮してご用意するのがいいですね。
「みんなでくれたものだから」とか、「品物だったから、返しようがないし」なんて思って、放っておくようでは、社会人としても夫婦としても恥ずかしい・・・ということになります。
感謝はちゃんと伝えたいものです。
3、どんな品が喜ばれているか?
普段に使っていただける、タオルや食品、飲料のような日用品も人気です。
私がホテルのウエディングプランナーだったとき、一番多い内祝いは、
そのホテルメイドの日持ちのするチョコレートケーキが人気でした。
結婚式をしていますので、こちらの名前や住所を何度も記載したりする必要もなく、
手間が省けるとカップルさんから好評でした。
4、内祝いのお手紙文例
■拝啓 晩秋の候 益々ご健勝のこととお慶び申し上げます
私ども ○月○日に無事挙式を終えることができました
温かなお心遣いをいただきましたこと、心よりお礼申し上げます
これからふたりで力を合わせて幸せな家庭を築いていきたいと思っております。
新居を以下へ構えました ぜひお近くにお越しの際にはお立寄りくださいませ
今後とも何卒宜しくお願いいたします。
山田 太郎
和子(旧姓 鈴木)
111-2222
東京都港区〇〇-△△
03-124-△△××
■紅葉が美しい季節となりました
このたびは素敵なペアのバスタオルをありがとうございました
忙しい日々の中で 二人とも お風呂上りに癒されております
新居もなんとか片付きましたので ぜひ遊びにお越しくださいませ
山田 太郎
和子(旧姓 鈴木)
111-2222
東京都港区〇〇-△△
03-124-△△××
■文面で気を付けることは、「区切りをつけない」という意味合いで、句読点は使用しません。
縁起の悪い言葉「忌み言葉」を使用しないことも大切です。
例:別れる・切れる・離れる・返す・再び・返すがえすなど
パソコンで書いてもいいか?とご質問をいただきますが、
やはり手書きの方が、気持ちが伝わりますので、便箋に手書きをお勧めします。
5、内祝いの熨斗について
紅白の結びきりで上書きは、「内祝い」または「寿」とすればOKです。
結びきりと、蝶結びの熨斗の違いについては、こちらの記事でも解説してます。
還暦のお祝いや出産のお祝いに、「結びきり」で贈ってしまうと、
「次は無いですよ」という恐ろしいメッセージになってしまいます。
こ、怖い・・・、お気をつけくださいね。
熨斗の上書きは分かりましたが、下書きは?
はい、これはいろいろなパターンがありますよ。
①新郎新婦さんの名前のみの連名(右が新郎・左が新婦です)
太郎
花子
②嫁ぎ先の苗字だけ
山田
③両家の苗字(右が新郎家・左が新婦家)
山田
井上
④両家の苗字に旧姓をいれる形(右が新郎家・左が新婦家)
山田
旧姓 井上花子
(一段下げて書くことが一般的)
今日は結婚の内祝いについて考えてみました。
新生活のスタート、気持ちよくお祝いの御返しができたらいいですよね。
お二人の結婚式が、上質で温かく、価値のあるものでありますように。
なんでもご質問お待ちしております!