ブライダルマナー講師ときどきソムリエ 岡澤ひとみ

ブライダルマナー講師とソムリエの日常書いています

ウエディングプランナーの就活事情

今日はウエディングプランナーになりたいけど、就職先ってあるのかな?

どんなところに就職出来るのかな?

という疑問にお答えしてみたいと思います。

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1どんなところに就職出来るのか?

ホテルのウエディング部門や、ゲストハウスと言われる邸宅型ウエディングを自社で運営するブライダル会社、最近はブライダルコンサル会社なども就職先として視野に入れることが出来ます。

昔は、ホテルに入ると下積みでレストランなど、ブライダルと関係ない場所に配属されるから、、と敬遠されていましたが、最近は希望優先で、新卒採用でもブライダル部門に、すぐ配属してもらえるケースが増えました。

 

2新卒採用は激戦

新卒採用は大学、短大、専門学校ともに、相変わらず激戦ですね。

9次試験まで辿り着いても、結局最終の社長や役員面接で不採用になることも多々あります。

受験生は、時間とお金とやる気を使い果たし、燃え尽き症候群になり、その後の就活を再開するのに時間がかかることがあります。

 

3中途採用は意外と簡単に

新卒採用とは、打って変わって、意外と最近入りやすくなったのが、中途採用枠です。

プランナー経験がなくても、資格や接客の経験を生かし、プランナー採用してもらいやすくなりました。

どの企業に聞いても、まずは人柄と言われることが増えました。

もちろん プランナー経験者は、更に自分で行きたい会社を選べるくらい求人を出している企業が増えています。

 

ただ、中途採用の場合、年齢による需要の違いはありますね。

20〜30代が、一番重要があり、求められています。これは新郎新婦と近い年齢のプランナーが求められているからです。

 

管理職経験者や成約率の高い人なら、40〜50代でも採用してもらえる可能性は高いのですが、なるべく「若い有望な人」というのは、やはりニーズとしてあるようです。

 

4適性検査は大抵の会社が実施

採用試験は新卒の場合、書類審査から集団面接、筆記試験、適正検査、グループディスカッション、個人面接、短期インターンシップを経て、ようやく内定が出ます。

 

中途採用の場合は、数回の面接と適正検査は、ほとんどの企業が実施されているでしょう。

性格分析テストは最近、かなり重要視する企業が増えている印象があります。

 

5向き不向きについて

ウエディングプランナーは向き不向きが、かなりウエイトを占める仕事です。

コミュニケーションスキル、見た目の印象、何度も確認出来る慎重さ、一般常識など、多岐に渡るスキルが必要だとは感じます。

 

ただ、向き不向きだけが重要なのではなく、ウエディングが好き、人が好き、チームが好き、そんな人ならきっと、粘り強く頑張れば、良いウエディングプランナーになれます。

 

6離職率の高さは何故なのか

ウエディングプランナーの仕事が意外と華やかに見えるため、憧れで業界に入ってくる人が多い。という要素もあります。

 

プランナーはどちらかと言うと地味で地道な作業の連続ですし、気遣い、言葉遣いなど、接客の細やかな配慮がなければ、お客様から支持されず、自信をなくして去っていく人も。

 

もちろん土、日曜が仕事であり、接客の仕事ですからお休みが充実している訳でもありません。

お給料は普通の会社員程度なので、自分がやり甲斐を感じられなければ、違う業界に転職してしまうという実情はあります。

 

ただ、昔に比べれば婚礼組数も減り、1人が担当する件数も減りましたので、そこまで残業をしている人は少ないでしょう。

ブライダル企業でも、もちろん働き方改革はどんどん進んでいます。

 

今日はウエディングプランナーの就活事情について書きました。

 

私は一緒に働く仲間が、生き生きと頑張れる職場が理想です。

これからプランナーを目指す皆さま、頑張ってください!

 

あなたの結婚式が上質で温かく、価値のある日となりますように。